夢丹波創造委員会

【夢丹波創造委員会】

委員長 上羽 裕樹

所 信

 

私は丹波青年会議所に入会し、今日まで活動する中で丹波青年会議所が脈々と46年もの長い歳月の中でまちづくりを通して活動を続けてこられたことに、私自身も「まちづくり」に対して真摯に考えるようになりました。これまでのまちづくりを踏襲し本年度当委員会では「夢あるまちづくり」をテーマに活動してまいります。

私は「夢あるまちづくり」とは、世代や地域を越えて思いを一つに、多くの人々がまちづくりに携わり、まちに対して発信していくことだと考えます。現在、日本の各地域で少子化を始め様々な要因から人口減少が問題になっており、丹波においても課題になっています。平成28年の丹波市空き家対策計画の実態調査によると、丹波市では空き家総数が2716棟存在することが判明しました。これは今後の限界集落の増加が懸念されており、地域コミュニティの希薄化や長く続いてきた祭りや行事などが途絶え、地域の活力の減退化につながり文化が消滅していく可能性があります。しかし丹波青年会議所を始め、現在の状況を危惧し、現場からの打開を真剣に考え取り組んでいる団体や人々が多数存在します。まちづくりにおいて、新しい建築物や観光拠点をつくることも重要なことですが、丹波市は人口減少の問題から、行政・各諸団体も、時間・資金そして人財と、昔のように余裕が無くなっているのも事実です。だからこそ、青年会議所として取り組むべきことは、率先して団体の規模を問わず繋がりを持ち、現在の丹波の魅力である豊かな自然や農産物、そして今なお残る人との繋がりが持つあたたかさを発信する機会を共に創っていくことで、各諸団体との意見交換や連携を強化し、絆を深めていくことが新しい形のコミュニティの輪を拡げていくことになると確信します。しかし、この繋がりは一時的なものを目指すのでは意味がありません。我々の思いと各諸団体の思いが折り重なり継続していくことが夢ある丹波の創造を実現にします。私は今年度その基盤づくりを目指し、行動してまいります。そして、この繋がりを続けていくことは、災害や有事の際にも自然と連携していくことが可能になり、まちにとって必要な存在であり続けることができるのではないでしょうか。

丹波青年会議所が歴史をつむぎ、まちづくりを実践されてきた中で、続けていくことの重要さと時代に合わせて変化を恐れずに挑戦していく精神を私は強く感じています。

本年度、夢丹波創造委員会ではその精神を引き継ぎ、次世代の丹波に暮らす人々が夢を持って活躍できるようなまちづくりに取り組んでまいります。

 

 

基本方針

一、「夢あるまちづくり」に取り組み率先して行動します

 

一、各諸団体との連携を図り丹波の魅力を発信する機会を作ります

 

一、新たなコミュニティの輪を拡げられる繋がりを構築していきます

 

 

 

事業計画

1.5月例会

2.7月事業例会

3.10月例会

4.他団体との交流

5.各地災害復興支援

6.会員拡大への絶対推進

7.45周年ビジョンの実施

8.行政や各諸団体との連携・協力・交流

9.各委員会との連携及び支援

10.理事長諮問に関する事項