未来の人財開発委員会

委員長 籔内 智典

所信

 私は小さい時から家族とは、人生とは、幸せとは、何かを考えさせられる機会ばかりで、人生において不安と狭い選択肢の中で人生の決断をしなければならないような状況の中で夢や憧れみたいなものを持てるような環境にありませんでした。私の生きてきた原動力は自分の前に現れる問題を解決するという使命感だけでした。

しかしここ数年この青年会議所という組織に入り多くの人々に出会い、関わりを持つ事で、ある種の人として共通した幸福感的なものや夢の大切さというものを認識するようになってきました。私は自分の人生や社会の状況を振り返った時に、現在日本で起きている多くの問題の要因は未来の社会を構成する若者達が真剣に人生と向き合い、強い意志をもって自らの夢を持つ事を怠ると共に、社会全体で社会の為に必要な人財像を模索し、どうやってそれを育てていくかを真剣に語らなかったから出てきたのではないかと考えます。

今必要なのは無気力や惰性的に生きる若者にならせない為にはどうすべきなのか、それは青少年期に夢や目的を純粋に追い求める体験や経験を充実させることだと感じます。仮に当初の夢や目的が変わってもその体験や経験が人生でのモチベーションを上げる要素となり成長してからの糧になるはずです。夢や目的を追い求める青少年達に少しでもその追い求める行動に対して助けや広がりを与えられる機会や環境を整備することが重要だと考えます。

そして我々、青年会議所会がそれらの手助けをすると共に「明るい豊かな社会」とは、その社会に必要な人財像とは、そしてその人財を育てるためには何をしなければならないのかを会員が向き合い考え出す機会を作り、一人でも多くの夢とビジョンをもって人生を生きる人財を生み出せるように努力することで「明るい豊かな社会」の実現に近づくのではないかと考え、今年一年委員会一丸となって未来の人財開発委員会の職務を全うする所存です。

 

基本方針

一、 青少年達に夢を追い求める機会をあたえます

一、 丹波の人財を生み出す可能性を高めます

一、 未来の人財とは何かを考えます

事業計画

1.7月事業例会
2.10月例会
3.JCカップジュニアサッカー大会
4.中学校講師派遣事業
5.会員拡大への推進
6.行政や各諸団体との連携・協力・交流
7.各委員会との連携及び支援
8.理事長諮問に関する事項