地域開発委員会

委員長 太田 辰弥

所信

 まちづくり、まちの為、良いまちとは何なのか。私は丹波青年会議所に入り自身の成長、経営等の勉強がしたいと考え入会しました。今年度、まちづくりに特化した考える機会を与えていただきました。このまちで生まれ、育ち、当たり前のように生活をしてきました。丹波市は少子高齢化、若者離れ、事業の跡継不足など人口減少問題と直面しています。人口減少でなにが問題なのか。人が少なければ税収が減り、事業所が少なければ法人税も減ります。そうなれば行政サービス、福祉サービスへと影響がでます。人口に見合った行政・福祉サービスに縮小され、利便性が低下、住民がまちに対する愛着も薄れ、まちに魅力を感じない、そして若者は出ていく、他府県からも人が来ない、人口減少と悪循環になってしまいます。

まずはこんなまちにしたいと、夢、未来像を持つことが必要と考えます。想いを形にする。私達は青年経済人としてもこの想いを形にすることが経営にとっても必要不可欠ではないでしょうか。私は生まれ育ったこの丹波市に魅力を感じてもらいたい。丹波市民はもちろんのこと、他府県からも良いまちだと感じてもらいたい。良いまちの未来像を考えた時、「田舎ならではの豊富な自然を活かし生活利便性が充実し子育てがしやすい住み良いまちで人口も徐々に増えている丹波市」この礎にまずは子供がキーワードだと考えました。私はずっと住みたいまちとは子供の笑顔があふれるまちだと考えました。

そこで私は次の2つが大切だと考えました。1つ目は子供の笑顔をさらに作ること。2つ目は子育て世代を応援すること。子供の笑顔は周りにプラスの力を与えます。親は子供の笑顔を見るだけで力が湧くでしょう。しかし、子供の将来を考えて少しでも為になるようにと悩んだり、考えたり一人で抱え込んでいる親や人もいるでしょう。この様なことの手助けや力になることができれば、子育て世代が子育てしやすい環境がダイレクトに子供に反映し、子供の笑顔へと繋がります。この笑顔によって周りがまた元気をもらえる。この子供の笑顔を中心に好循環が生まれ、子育てしやすいまちだと子育て世代からの発信へと繋がれば人口減少問題へのアプローチや子育て世代がまちに定着するきっかけになると考えます。一方でUターン、Iターン、Jターンでは人生を送る上で何を優先したいかが地方への転職、移住を考える上で重要となります。多様化するニーズに当てはまる丹波市でもあり、子育てがしやすい、まちならば移住率も増えるはずです。選択肢がたくさんある中から自信をもって丹波市が良いと思ってもらいたい。それぞれが思うずっと住みたいまちは人それぞれにあると思いますが、私達JCのまちづくり活動が必ずまちの為、子供達の為になるのだとぶれない心、信念を持ち取り組んでいきます

ではどうするのか。まちを想う各諸団体や丹波市行政、子育て支援関係者を巻き込んで子供の笑顔が弾ける様な未来へ繋ぐ大きな事業を作り上げることに挑戦します。各諸団体もアプローチは違えどまちの為にという想いは同じです。丹波青年会議所だけではまちづくりは容易ではありません。まちづくりは長期的に考え丹波青年会議所が決して上に立つのではなく、先頭に立って行動し、対話を進め信頼関係を築いていきます。

もう一つは、行政に働き掛け丹波市が動くきっかけを作りたい。我々丹波青年会議所が団体の声や若者、子育て世代が思っている、もっとこうなればなどの声を集め行政へ提案をすることで丹波市行政と若者、子育て世代とのパイプ役になりたいと考えます。本年度、地域開発委員会では子供の笑顔づくりを根本にまちづくりを通じて私は悩み、学び、仲間と研鑽し、私は想いを形にしたい。夢・目標を貫き通す強さ、覚悟を持ちたい。それは必ず経営者や一個人としても強みになり地域経済や地域社会に貢献できる存在になるはずです。夢・目標を持ち今の自分を打破しより良い未来へ向かって邁進します。

 

基本方針

一、 まちに対するビジョンを共有します

一、 行政・各諸団体と連携をとります

一、継続事業のさらなる発展に取り組みます

 

事業計画

1.3月例会
2.8月事業例会
3.11月事業例会
4.各地災害復興支援
5.会員拡大の推進
6.行政や各諸団体との連携・協力・交流
7.各委員会との連携及び支援
8.理事長諮問に関する事項