室長 瀬川 勝康
所信
青年会議所は地域に必要な団体である。
丹波青年会議所の定款に「明るい豊かな地域社会の建設と国家の発展を図ること」と明確な目的が書かれています。自分の意志で丹波青年会議所に入会したならば、私達一人ひとりには明るい豊かな地域社会の建設を実行に移す義務があるのではないでしょうか。国家の発展を語る前に地域社会の発展を語り、地域社会の発展を語る前に一人ひとりが丹波青年会議所の未来に対する意識を変える必要があると考えます。目的が大きければ大きいほど達成するには多くの力が必要となります。
私は3年前に丹波青年会議所に入会しました。当時の入会目的は自己成長を会社の成長へ繋げたいと言う私へ見返りがある事だけが目的でした。2年間の活動を得て、自分の事より家族の事、会社の事、地域の事、地域社会の発展を熱く語るメンバーを目にするたびに丹波青年会議所に対する意識が変わってきました。人生の限られた時間の中で家族の事や会社の事も考え、地域社会の発展を真剣に考える団体を無くしてはいけない。この伝統を守らなければならない。維持するのではなく夢ある団体に発展させ未来ある子供たちに引き継ぐのは、今日活動している私達一人ひとりの使命だと強く感じています。
現在、丹波市の中にも地域の為に活動している団体は数多くあります。その中でまちづくり事業、青少年育成事業を通し、先輩諸氏が築き上げてこられた48年間の歴史に丹波青年会議所が丹波市で活動を継続してこられた本質があると考えます。組織を継続していくのに必要なのは、人、お金、時間だけではなく、組織内一人ひとりの活動に対する熱意と、その時代に必要とされているかどうかが重要です。熱意は個人の気持ち一つで強くできます。熱意があれば議論も増え活動内容も充実します。しかし、いくら良い活動をしても地域に伝わらなければ丹波青年会議所は丹波市に必要ない団体と判断されかねません。情報を発信する手段が新聞や広告等の紙媒体だけで情報量の少ない時代から、ホームページやSNSなどインターネットを介して誰でもいつでも情報を発信でき入手できる、情報量の多い時代に変わりました。情報量が増えた分伝えるのも難しくなりました。手段が手軽になった分間違った情報もあります。本当に伝えなければいけないメンバーの熱意や想いは、今日活動している者しか伝えることができません。実際に入会して活動しないと分からない良さがある青年会議所活動の熱い想いを、一年間通して戦略的にメンバー一人ひとりが発信し、一人でも多くの方に丹波青年会議所の必要性を伝えていきます。
また、夢の持てる強い組織へと進化させるためには、熱意だけではなく青年経済人として持続性を持つ必要があります。JC経営塾を通して個人の資質向上と強い絆で結ばれるコミュニケーションの場を丹波青年会議所から発信していきます。同志拡大の成功の先に、より大きな地域社会貢献の景色が見えると確信しております。
最後に広報戦略室室長として今までの歴史に感謝し、着々と変化する未来像へ向けて進化し続ける丹波青年会議所を一人でも多くの方に伝えていく立場と言う自覚を持って活動します。
基本方針
一、明るい豊かな地域社会の建設のために同志を増やします
一、丹波青年会議所の必要性を全員で戦略的に発信して行きます
一、経営塾を通してメンバーの資質向上に努めます
1.4月3JC合同例会
2.拡大活動
3.拡大戦略会議の実施
4.記念写真の撮影と管理
5.広報戦略活動
6.新入会員のサポート体制
7.JC経営塾開設
8.行政や各諸団体との連携・協力・交流
9.各委員長との連携及び支援
10.理事長諮問に関する事項