【社会開発委員会】

【社会開発委員会】

委員長 池田 和人

所 信

私自身、この丹波青年会議所に入会するまでは周囲のすべてがあたり前で、このまちに大きな関心がありませんでした。しかし、丹波青年会議所の活動を通じて改めてこのまちの魅力やまちづくりに関してより深く考える機会を与えて頂いた事に感謝しております。
今、丹波市で活躍されておられる各種団体、Iターン、Uターン、Jターンの方々が実際まちづくりにおいてこのまちの魅力や可能性を感じ日々考え行動されておられる中、我々はこのまちの魅力や可能性をどこまで感じ一時的な想いではなく継続してこのまちのことを考え行動しているのでしょうか。我々は日々会社の経営とこのまちに色々な分野で活躍し地域貢献しなくてはならないと思います。そして、このまちの魅力や可能性を語るとき青年らしく強く想いを持ち熱く熱く語りあえる組織こそ我々丹波青年会議所だと思っております。
これまで、まちづくりの現場では事業を立ち上げたが経営が成り立たないといった事例が多くみられます。経済学や文化論、精神論などが語られてきたものの、経営の視点から取り上げられることは、一部の数値管理などに留まり、関係者の経営力を積極的に活用しているケースがあまりにも少ないのではないのでしょうか。例えば、経営学を持たず想いだけで会社の経営ができるとは私は思えません。経営学を活かし日々会社で因果関係の整理や戦略、組織能力を活かし会社の成長に携わる我々はまちづくりに欠かせない団体と思います。ただ、丹波青年会議所の会員一人ひとりの経営的な手法や観点がまちづくりには必要不可欠だと感じていますが、現在のような厳しい社会情勢の中にあっては経営的な感覚だけでまちづくりに取り組んでも地域が活性化されるものではなく、今までにない新しい取り組みをしていく必要があると思います。その為には行政や各種団体の方々と共にまちづくりをし、お互いの特性や立場を尊重し、知恵を出し合い、意見交換や議論を重ねながら想いを一つにする。この「協働」こそがこのまちを動かす大きな原動力になると考えます。このことから私が想う資源エネルギーの一つは人的資源です。まちづくりをする上で人は必ず必要ですし、人がまちの発展を想い全力で行動しないことにはまちづくりは出来ないと思います。
また、次代を担う者として会社を成長させ、社会や地域に貢献するのも我々メンバーの使命でもあり責任でもあります。2009年度日本青年会議所 会頭・安里繁信氏はこう言っておられます『経営に携わったなら絶対に会社を潰してはならない。まちづくりに携わったなら一生続けなければならない。』私は会社の経営とまちづくりの活動に全力で取り組み、両立させてこそ自己の成長やまちの発展に繋げることが出来ると考えます。そうすることにより丹波青年会議所がまちづくりに欠かせない組織になり、誰しもが入りたい魅力溢れる組織にするべく自ら率先し行動していきます。
2013年度社会開発委員会として1年間この想いを突き通しこのまちがさらに輝きを増し、より暮らしやすくなるようまちづくりを進めていきます。

 

基本方針
一、まちづくりに必要な知識を身につけ全力で行動し与えていただいた使命を全うする
一、行政や各種団体と想いを一つにし協働のまちづくりを実行する

 

事業計画

1.6月例会
2.9月事業例会(フォーラム)
3.災害復興支援
4.会員拡大への絶対推進
5.行政や各諸団体との連携・協力・交流
6.各委員会との連携及び支援
7.理事長諮門に関する事項

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