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理事長所信

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一般社団法人 丹波青年会議所
第50代理事長 北野 裕輔

青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を理想とし運動を続けています。では、この「明るい豊かな社会」とは一体どのようなものなのか考えたことはありますか。どう在ればそれは実現なのでしょうか。これらを深く追求し考えてみたとき、それぞれ理想とする答えが異なるのではないでしょうか。つまり、私たちが明るい豊かな社会を実現しようと「追求し続ける志」こそ、自己研鑽となり牽いてはまちの活性につながり、子どもたちの未来を切り開いていけるのです。本年度50周年を迎える一般社団法人丹波青年会議所は、1972年の創立以来、一刻も絶やすことなくこの志を追求し続けています。この脈々と受け継がれる歴史の深さを噛みしめ、まちを常に鼓舞してこられた先輩諸兄姉に対し、尊敬と感謝の念に堪えません。この高い志と熱き想いは確実に50周年にまで受け継がれており、責任世代である私たちの手で更に高みへと押し上げなければなりません。そして、私たちが次世代に向けた大きな決意を胸に、これから挑み続ける姿を見せていかなくてはなりません。

故郷に馳せる灯たれ

私たちの運動は決して自己満足であってはならない。これは大きなひとつのテーマと捉えます。膨大な時間と労力を使い、仲間から大きな事をやってのけたと称賛されても、その神髄を感じる人がいなければそれは自己満足なのです。一方で、たとえ小さな事であっても、 真に訴えるべき事が人々に伝わり拡がれば、それはやった甲斐があるというものです。本年度は兵庫ブロック大会丹波大会が開催され、兵庫25LOMが一堂に会す大きな大会だと圧倒されがちですが、丹波青年会議所の会員一人ひとりが小さな運動を起こし続けることで、それはとてつもない力となり大きな一枚岩となります。この一枚岩が動き出せば太刀打ちできないものはありません。まちづくりはひとづくりから始まります。明るい豊かなまちには明るい豊かなひとが活発に活動し、共感し賛同した人々の輪が拡がり運動へと発展します。
私たちの運動は、常にやろうとする事のその先を明確に描き、仲間と共に強い信念と利他の精神を抱いて臨まなければなりません。まちづくりの本質がひとづくりであるならば、まず自分自身の在り方や意識を大変革し、いま何をするべきなのか、なぜそれをしなければならないのか、それをしたことにより後世に何を残せるのか、これらに如何に力を注ぐことができるかが肝心です。私たち一人ひとりが、故郷を明るく照らす灯となり丹波青年会議所を通して故郷に駆け廻るほどの熱き「想い」を人々に灯していく運動を巻き起こしましょう。

神髄の発信運動

JCは、何のために存在していますか。様々な地域課題や各諸問題を炙り出し、その解決と更なる高みへと向けた議論を重ね、目的達成のために日夜試行錯誤を続けています。目的を達成する手法も、それぞれ考えに考え抜いて実施に至ります。しかし、真に訴えるべきことが人々に伝わらなければ無意味になってしまうかもしれません。現代は情報伝達手段が発達し、たくさんの発信ツールに溢れ簡単に発信を行うことが出来ます。しかし、現代のようなツールが無かった頃はもっと工夫がなされていたはずです。目的や意義となる神髄の重みも、もっと深かったかもしれません。ただ発信することが目的になっては、本末転倒となりそれは事後報告にすぎません。やろうとすることの神髄を届けてこそ発信と考えます。 会員一人ひとりが神髄を理解し、それぞれが発信元となることこそがJC運動の真骨頂であるべきです。

躍動できる機会の創造

丹波市のみならず、各地域の最大の宝は子どもたちです。そしてその子どもたちの可能性は間違いなく無限です。この無限の可能性を、我々大人はどう引き出していけば良いのでしょうか。私たちがこれまで成功したことや失敗したことの経験を伝えていけば、この可能性は本当に引き出せるのでしょうか。大人の考えや経験を説き導く事はとても重要ですが、私たち大人が限定的な考えしか持たなければ、子どもたちはそのなかでしか可能性を見いだせなくなるかもしれません。時には厳しく、時には友達のように一人の人間として接することで自分自身の未熟さにも気づくことができ、新たな境地や学びの発見につながると考えます。私たち自身が固定概念に囚われない無限の新たな発想を持ち、何事に対しても常に挑戦者として挑み続けなくてはなりません。ひとは、いま目の前の嬉しいこと、楽しいこと、 苦しいことしか見えなくなりがちです。しかし責任世代としてJCという鎧を纏ったとき、 見なければならないのは未来です。夢や目標、SDGsもすべて未来を想うが故に生まれてくるものです。未来を明るく照らすのも私たちが背負うべき使命なのです。子どもたちの無限の可能性の引き出し方を研究し、互いが躍動できる機会を創造しなければなりません。

意識変革の一歩

JCに入会し世の中の視点が変わった会員は少なくないはずです。まちや子どもたちに対する意識、そして自分自身に対しての意識が少しずつ変革しているはずです。JCという中に飛び込めば、色々な人との出会いや様々な経験が自分自身を成長させてくれます。近年、 丹波青年会議所のみならず、全国的にJC歴の若い会員で構成されていますが、これは決してネガティブなことではなく、新たな発想との出会いを増やしています。青年会議所の使命は、青年が積極的な変革を創造し開拓するために、能動的に活動できる機会を提供すること です。新たな発想を具現化することも未来を明るく照らす大切なカギになります。この新たな発想との出会いを増やし続け、活動できる機会を提供し続けてこそ、明るい豊かな社会の実現に繋がる志へと変革します。自分自身が一歩踏み出す勇気を持ち、誰かの一歩踏み出す後押しとなれる力を身に付けなければなりません。

最後に

居心地の良い場所には、決して成長はない。居心地の悪い場所にこそ成長がある。勇気ある一歩を踏み出せばたくさんの新友に出会い、同じ釜の飯を食う親友となる。挫けそうになりながらも共に苦しい経験のなかで信じあえる信友となり、やがて心から尊敬できる心友ができる。自分で踏み出した一歩が道となり、それがまた誰かの一歩につながる。そしていつしか、居心地の悪かった場所が自分の居場所になる。こういう姿を、先輩方は大きな恩として我々に贈って来られた。JCは貴重な機会に恵まれ、得るものがたくさん過ぎるほどある。しかし、私たちはその得たもので次世代に何を残していかなければならないのか。大きな志と想いを灯となり伝播させなければならない。50周年に臨む我々丹波青年会議所の会員は、今までの自分を超えまちの推進力となる素質を、すでに持ち合わせている。

【基本理念】
一、自らが灯となり運動を伝播させます
一、利他の精神を判断基準にする行動をします
一、後世に残る運動を展開します
一、子どもたちと躍動出来る機会を創造します
一、会員全員が自身の成長を魅せられる会を目指します

【スローガン】
一志想伝 ~故郷に馳せる灯たれ~

【基本方針】
一、50周年事業の大成功
一、創立50周年ビジョンの策定と提言
一、丹波の魅力の最大発信
一、SDGsの推進
一、戦略的広報活動及び会員拡大の絶対推進
一、効率的な会議運営の改革・実施
一、OB会員との積極的交流及び会員相互の交流
一、行政・各種団体との積極的な連携・協力・交流
一、ICTの有効活用