青少年育成委員会

青少年育成委員会青少年育成委員会

委員長 石川 毅

【所 信】

子供は地域の宝であり、子供が健やかに成長することは地域の発展や地域の明るい未来に欠かせない存在です。また、子供達が成長していく上でこの先の様々な出会いは必要不可欠であります。それは人との出会いや、知識、感動、目で見る景色との出会いなど、感じることは子供達によって様々ですが、自然体で素直な子供の心に響く体験は一生の財産であり、これからの人生において活かされるはずです。

昨今、IT機器の発達により携帯電話やインターネット等を利用して、子供達も相手とのコミュニケーションを取ることや、必要な情報を簡単に得ることができる便利な時代になりました。それは決して悪いことではありませんが、便利になった反面、地域の人々との関わりが少なくなっている様に感じます。デジタル文化が発達していくにつれ協調性の希薄化や人と触れ合うことに対する抵抗感が不登校や引きこもりなど、数多くの社会問題を引き起こす要因の一つになっているのではないでしょうか。この問題を解消するためには地域社会を通じて今まで以上に子供達が人との繋がりを深めていくとともに、過去当たり前だった地域の人々との関わりが薄れてきた今、私達大人も子供との関わり方を見直していかなければなりません。今私達がすべきことは、人と人との繋がりの大切さを感じ取ってもらう機会を作ることであると考えます。そして、そのような機会を数多く作れるのは、私達青年会議所ではないでしょうか。

本年、青少年育成委員会では、この地域の子供達が交流を深めることや心に残る体験をしてほしいと考えております。子供達に人との繋がりから、思いやりの心の大切さを感じてもらうことによって、協調性を育み子供達の明るい未来、笑顔が溢れる社会に繋がると確信します。私達も地域の方々や大人から子供の頃に教えていただいたことや体験させてもらったことこそ、今思い返せばいつの間にか記憶に深く刻まれたことであり、次の世代の子供達に伝える必要があると考えます。これは、繋がりから生まれる綿々と伝えられた気持ちであり、この繰り返される想いが地域の子供達に「故郷を大切に思う心」を芽生えさせるのではないでしょうか。そして子供達が大人になったとき、その心を次世代へと継承してくれることと信じます。

【基本方針】

一、子供達と共に人と人との繋がりを大切にし子供達の協調性を育みます
一、故郷を大切に思う心を育みます
一、我々大人が率先して地域の子供達との関わり方を考えます

【事業計画】

01.8月事業例会
02.11月例会
03.JCカップジュニアサッカー大会
04.中学校講師派遣事業
05.45周年ビジョンの実施
06.会員拡大への絶対推進
07.行政や各諸団体との連携・協力・交流
08.各委員会との連携及び支援
09.理事長諮問に関する事項