総務委員会

総務委員会soumu

委員長 谷水雄一

【所 信】

青年会議所とは、明るい豊かな社会の実現を理想とし責任感と情熱をもった青年有志の団体です。丹波青年会議所定款第4条(目的)第2項では、「会員の修練と指導力の啓発に努めること」と定めてあります。青年会議所では、40歳を迎えた年に卒業します。「会員の修練と指導力の啓発」を納めるに当たり、この限られた期間をどう活かすか。創立以来45年を過ぎたこの丹波青年会議所の現状を考えると、本年度は、これまで先輩方が築いてこられた伝統や志を継承し、礎を再度構築する重要な年であると私は考えております。

まず、伝統を伝え受け継ぐ機会の設定と環境の整備を行います。本年度は3割近くを占める10名もの会員が卒業の時を迎えます。現在の会員数から考えると、その割合は多いとも言えます。しかし、そのような状況になっても先輩方がこれまで築いてこられた伝統や志とも言える特色が簡単に変化し、絶えることがあってはなりません。そのためには、この現実をしっかりと捉え、残された在籍期間に、卒業生からこれまでの想いや伝統を教えて頂き、良き学びを受け継いでいくべきと考えます。私は、総務委員会として各委員会とも連携し、機会の設定と環境の整備を行って参ります。

次に、効率的かつ合理的な広報活動の実施を行います。この組織は、入会し卒業していくという代謝を45年もの間繰り返してきましたが、丹波青年会議所の活動内容など地域の方々に知って頂けていないのではないか、会員の素顔が見えづらいのではないか。まだまだ認知されているとは言い切れません。そこで、私は限られた予算でも効率的かつ合理的に団体の活動や会員の素顔が見える広報活動を実施し、地域の皆様に魅力ある団体であると知って頂きたいと思います。

最後に、全会員の資質向上を図ります。地域や自分自身の会社の為に優れたリーダーとなるためには、高度な倫理観を身に着ける必要があると私は考えます。近年、「個」が重視され、尊重される時代になっています。しかし、豊かなまちづくりを目標とし、「会員の修練と指導力の啓発」を掲げるわが団体は、この時代にあってもなお、「全体」「他者」を尊重し、慈しむ心を大事に持ち育てていかなければなりません。私は、周りの声に耳を傾け、「他者」を思いやり行動できること、そのような価値観を身に着けた人を、私は高度な倫理観を身に着けたリーダーであると考えます。そこで、私は、全会員に広い視野を持ち、自分で考え行動する気概を求めます。その為、総務委員会においては私から行動指針を示した上で、それぞれの役割と責任を持って活動する、そのような委員会運営を行って参ります。この団体は、「会員の修練と指導力の啓発」を目的とした地域のリーダーを育てることにあり、指示を待っているだけの受け身の姿勢では地域・企業のリーダーにはなれません。我々本年度総務委員会はこうした気概を持って丹波青年会議所の礎として他の委員会活動と協働して参ります。この一年、総務委員会の会員をはじめ丹波青年会議所メンバー全員にとって「会員の修練と指導力の啓発」が醸成されるよう活動して参ります。

 

【基本方針】

一、 伝統を伝え受け継ぐ機会の設定と環境の整備
一、 効率的かつ合理的な広報活動
一、全会員の資質向上

【事業計画】

01.4月3JC合同例会
02.新年参拝
03.総会の運営
04.JCプロトコル
05.総合資料の作成
06.名簿・名刺の作成
07.各種褒章・表彰
08.例会等への出席奨励並びに出席者補填
09.広報活動
10.記念写真の撮影と管理
11.データの管理
12.一般庶務会計
13.LOM役員懇談会関係
14.45周年ビジョンの実施
15.会員拡大への絶対推進
16.行政や各種団体との連携・協力・交流
17.各委員会との連携及び支援
18.理事長諮問関する事項