委員長 三井 優生
所 信
丹波に生まれ、今年で39年の月日が経ちました。幼少から高校まで丹波で生活し、その後都会で社会人となり、10年後丹波市へ帰ってきました。二十年前の「田舎と都会」、十年前の「田舎と都会」、そして現在の「田舎と都会」の関係は時代と共に変化してきていますが、特にこの十年、変化のスピードが急速に早まっているように思います。それは世界ではグローバル化が進み、日本国内においては、生まれ故郷自体が都会である世代が国民の多数となったことが一因だと思います。このことは田舎の役割も変化していかなければならないということであり、私たち以上の世代にあった郷愁と言う言葉では、共通認識が得られない時代が来ているのだと思います。広い視野を持って対内、対外とコミュニケーションを取り、次代につながる活動を行います。
私たちの次代を担う子供たちは丹波市で育ちます。子供の成長過程には「家族」「友達」「地域」との関わりを十分に提供することが、子供の健やかな心と体の成長を促します。子供に夢を持ってほしい。夢を持てる環境を創って上げたい。丹波市で生まれたことを誇りに思えるような子供時代を送ってほしい。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」この言葉は私が、学生時代から起業しての数年までは現実味を帯びていない話として受け止めていました。試験の順位や受験、スポーツでの勝敗などは分かりやすい目標ですが、それ自体が自分の夢ではないはずです。今、私は計画したことを少しずつ実現している過程におり、この言葉が本当であったことを気づきました。当委員会では、子供が好奇心を持ち、自らの個性や能力を発揮し、自分の夢を持ち育っていくことができる環境づくり、成長のサポートを全力で行っていきます。
会員拡大はメンバー全員が取り組む職務であり、次代の組織を構築する重要課題ですが、人口の減少や事業所の減少は会員獲得の大きな障害です。だからこそ、丹波市で生活するものには大きな課題があるということです。本年度は新たな人財の発掘をメンバー全員で行います。丹波青年会議所の出番です。仕事や生活において将来への不安はメンバー、市民の誰もが少なからず持っていると思います。目の回るような変化が世界中でおこり、グローバル社会の中で生き抜いていかなければならない私たちは、丹波青年会議所の歴史を重んじ、次代へ継承する役割を担っています。次代への継承は現状を正確に判断し、新しい感性のもと、変革をも恐れず立ち向かう勇気が必要です。当委員会は、業種、性別、年齢を越えた、多彩な知恵を得る人財の確保が重要であると考えます。できないことはない。大きな可能性を追求し、実現へのステップを踏み出すメンバーの獲得を全力で行います。広範囲にわたって入会資格者への丹波青年会議所の訴求計画実施、また若い世代への丹波青年会議所の認知活動取り組み。青年会議所活動、事業内容、存在意義を丁寧に説明し、十分に魅力を感じ取れる拡大事業を実施します。
基本方針
一、子供の可能性を信じ、未来を創るための努力を惜しまない
一、会員拡大の絶対推進
事業計画
1.2月拡大例会
2.JCカップジュニアサッカー大会
3.中学校講師派遣事業
4.7月事業例会
5.会員拡大
6.拡大会議の実施
7.行政や各諸団体との連携・協力・交流
8.各委員会との連携及び支援
9.理事長諮問に関する事項