所信及び基本理念、基本方針、スローガン
社団法人 丹波青年会議所 第36代理事長 豊島健二 |
はじめに
1972年氷上青年会議所が誕生してから、36年目を迎える事が出来ました。これは先輩諸兄が一年一年築き上げられてきた、「英知」と「勇気」と「情熱」、そして「汗と涙」の証だと感じております。これまで活動してこられた事に、こころから敬意を表します。これからも、先輩から引き継がれている伝統を大切に、また、新しい丹波青年会議所も感じながら前を向き歩んでいきます。
足なみをそろえて行こう
『若い我等』にもあるように、メンバー全員が同じ方向を向き、足なみをそろえて進んで行きましょう。一人でも違う方向を向いている人がいると、纏まるものも纏まりません。今年は、40周年に向けたスタートの年です。周年の次の年という事で、気の緩みも考えられますが、みんなで楽しく親睦し、各自が想いを持って行動すれば、きっと充実した青年会議所活動が送れるはずです。そのためには、役員会、理事会、委員会のきっちりとした運営が必要になります。「誰かが・・・」ではなく、各自が与えられた仕事、しなければいけない事を確実に行って下さい。そうすれば、丹波青年会議所も行動する集まりとなり、ひとつになれると考えます。
まちづくり
青年会議所活動の目的でもあります「明るい豊かなまちづくり」の実現を理想とすることが挙げられます。
どのように実現させるかは人それぞれ考え方が違うように方法も違うと思います。しかし、昨年、創立35周年記念事業の中で我々青年会議所が、「丹波市創造〜今こそ依存から自立、自立から協働へ〜」のビジョンを創り発表させて頂きました。それがすべてではありませんが、この提案が近い将来実現すれば、私たちが暮らすこの「丹波市」が、本当に明るく豊かで笑顔あふれる魅力ある地域(まち)になります。そのためには、こちらからの意見を押しすすめるだけではなく、行政や住民の皆様、各諸団体の方からのご意見を聞かせて頂き、皆さんと共にこれからのまちづくりを青年会議所が中心となり活動していきます。発表したビジョンにもあります身近なプログラムは、確実に成果や結果が必要だと考えます。今年は、そのビジョンを推進し実践していきます。
また、これからも調査や研究を重ね、土台や方法を探し、いきいきとした地域(まち)を創りましょう。
愛する地域(まち)だからこそ、みんなで夢をかたちに変えましょう。
ひとづくり
我々は青年経済人であり、また地域住民の一人でもあります。会社や社会に対し先頭に立って、リーダーシップをとる事が大事だと考えます。「ひとづくり」、メンバーだけのひとづくりではなく、住民全体を視野に入れた「人間力開発」運動がこれからも大切ではないかと思います。その運動をすることによって、地域社会全体を見渡せ実践できる人間が創られるのではないでしょうか。
また、各自がひと回り大きくなる事によって、会社にも良い影響を与える事が多くあると考えます。青年会議所活動の中でしか得られない事も沢山あります。経営に少しでも役立つ事を、今年一年を通して何か、会社のため、自分自身のために、自分から探して下さい。
次代の宝
次代を担う子ども達のために、我々は何が出来るのでしょうか。子どもは、親を本当によく見ています。私たち大人が、しっかりとした考えや行動をとることによって、子ども達もついてくるはずです。
子ども達には、この「丹波市」にいつまでも住んでほしいと願います。魅力あるまちになれば、必ず住んでくれる、戻ってきてくれるはずです。
これからも、今まで行ってきた青少年活動が生かせるはずです。そして、子ども達と交流し、共に成長したいものです。
会員拡大
最近の会員拡大の状況は、この景気の中、本当に良く頑張って勧誘していると思います。十数年前と今とでは、やはり考え方などが違うように感じます。私の入会理由は、友達をつくり、幅を増やしたいという考えでした。今、入会してくれる人はそんな理由ではないでしょう。何か目的が有るはずです。年々、会員拡大が難しくなると思いますが、丹波青年会議所の魅力や活動内容、また、見直さなければいけない所などメンバーひとり一人が認識し、一人でも多くの方に真剣に話しをしましょう。そうすれば必ず、実が結ぶはずです。
最後に
私たちは、たくさんの方々の助けを戴き、青年会議所活動が出来ています。その事に感謝し、その「時」を大事にしましょう。ただ、その場に居るだけではなく、自分から進んで、率先して行動し、「時」を有効に生かしましょう。
そこに何かが見えてくるはずです。
【基本理念】
一、いつでも「感謝の気持ち」を持ち続けます
一、何事も「率先」して行動します
一、無駄な「時」は過ごしません
【スローガン】
伝えよう『感謝』 起こそう『行動』 今、この『時』に
〜地域(まち)のため、自分のために〜
【基本方針】
一、「丹波市創造」の推進
一、メンバー各自の向上
一、経営資質の向上
一、次代の宝の健全な共育
一、メンバー相互の交流
一、会員拡大への絶対推進
一、行政や各諸団体との連携・協力・交流
一、メディアコミュニケーションの活用
一、メンバーの出席の向上と啓発