35周年記念事業 水谷修氏講演会
平成18年3月20日 丹波の森公苑 大ホール
テーマ 「子どもは花の種」〜大人・親・先生は次代の宝になにができるのか〜
当日、会場に到着され私たちに先生から一言、「田舎だからといってリストカットやOD(オーバードーズ:薬物乱用)はないと安心してはいけませんよ」
というお言葉でした。「都会の子どもたちは、遊ぶところが多くあり、ガス抜きができるところがあるんだよ。実際に篠山市や三田、姫路の子どもたちのリストカット、ODの相談が増えている・・・なんとかしないとね。」のお言葉に、丹波に住む私たち大人が身近なことに気づいていないことに胸が痛くなりました。
そして講演が始まりました。
「子ども達の現実」
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大人になりたくない子どもたちが増加
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夜眠らない子ども達と夜眠れない子ども達
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性非行・性犯罪、軽犯罪、女子の犯罪増加、凶悪犯罪の増加、薬物乱用
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良くも悪くも大人がやったようにする子ども達
*「昼の学校」と「夜の家庭」しかないのが子ども
「大人がしなければならないこと」
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人間関係を結ぶために
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こどもを絶対に叱らないこと
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ものごとをよく考える子に育てること
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子どもに寄り添う大人であること
そして講演が終わり会場を後にされる時に「子ども達の生き生きしたきれいな目をずっと見ていたいですね。」ということを口にされました。
事業を終えて、水谷先生が言われる「子どもは花の種」の意味を講演で聞かれた方々は感じ取れたと考えております。また、私たち大人がこれからどのように子ども達と接し、行動を起こさなければならないかの責任を自覚し、そしてすべての次代の宝がきれいな花を咲かすことを見守っていきましょう。
どうしたの?だいじょうぶ?
たいへんだったね。よくやったね。
昨日までのことはいいんだよ。
これからのことを考えよう。
また一緒に悩もう。
またあしたたくさん話そう。
またあしたたくさん笑おう。
おやすみ。またあした。
水谷 修
次代の宝共育委員会
委員長 藤田瑞夫