35周年実行委員会

       
実行委員長 豊島健二 副実行委員長 芦田 泉 副実行委員長 山本忠弘        

25年前先輩方の提言により、「ひかみはひとつ」のスローガンのもと、『明るい豊かなまちづくり』を目指し、JC活動をして参りました。そして一昨年、ひかみがひとつになり丹波市が誕生しました。しかし、私達の活動は、ここがゴールではなくまちづくり≠ニいう難しいテーマのスタートだと思います。そして、氷上青年会議所から(社)ひかみ青年会議所と34年間、親しんだ名称も本年、(社)丹波青年会議所となり新たなスタートを切る事となりましたが、先輩方から引き継がれてきた目的は変わりません。同じ目的を持ったメンバーや、これまで青年会議所を築いてこられた先輩諸兄、住民の皆さんのご協力、ご理解があり本年ここに創立35周年という記念すべき節目の年を迎えることが出来ました。皆さまに感謝を申し上げます。

まちづくりは、1〜2年で出来るものでも、行政や各種団体だけで出来るものでもありません。地域(まち)は、住み、学び、働き、老後を過ごす場所であります。地域(まち)づくりに大切なことは、「地域住民のため」ばかりでなく、「地域住民の手によって」行われることだと思います。丹波市が我々にとって本当に住み良い、明るく豊かな地域(まち)をつくるために、住民一人ひとりが意識を高め、興味を持って頂くことが一番大切なのではないでしょうか?住民全体が無関心ではないと思います。少数ではあっても関心を持っている方がいらっしゃると信じます。そういう方々に声を大にして住民に伝えて頂き、また、皆さまの考えや意見を頂く場、行政と地域住民が意見交換をする機会があってもいいのではないかと思います。

まちづくりは、ひとづくりでもあると考えます。子どもを持つ親として、子どもが将来どのような大人になってほしいのか一度は考えられた事があると思います。子どもを持たない大人も少しは、周りの子ども達のことを考えた事があるのではないでしょうか。我々大人がしっかりとした考えや方向性を子ども達に伝える事は大事です。しかし、教える立場にある私達も、もうワンステップ成長する事が今の子ども達からすれば大事な要素ではないでしょうか。子ども達に「尊敬する人は?」と聞いたとき、子ども達の口から「お父さん、お母さん」と言ってもらえる大人が多ければ多いほど、明るく豊かな住み良い地域(まち)になるのではないでしょうか。

35周年記念事業は、そのような事をふまえ、地域住民からの要望にこたえられるよう取り組んで行きます。

 青年会議所運動は、毎年、数多くの事業があります。参加して参画して行くことが基本です。メンバー一同、一丸にならなければ何も出来ません。44名で各部会、そして35周年記念事業を成功させ、この一年を充実した年にしたいと思っています。