事業担当委員会 所信および事業計画
事業担当委員会 実行委員長 岸田好史
             

<所信>
 今、会員拡大は、昨今の経済情勢の悪化や、青年の社会的な団体等への参加意識の変化だけでなく、JC自体の価値ということからも大変厳しい状況になっております。しかしJCの理想とする社会性の高い事業を行っていくには、体力も必要です。会員数はLOMの力であり、体力となります。私は、JCに入会したことで、様々な体験を積み、多くの人と出会い、たくさんの学びを得ることが出来たと実感しています。皆さんもそれぞれにJCに入会して良かったと思われることがあるのではないでしょうか。その想いを、一人でも多くの知人、友人、そして地域の青年に伝えましょう。メンバー一人ひとりが、危機感を持ち、自分たちの仲間を増やそうという想いで行動することが必要なのです。
 今、教育を取り巻く環境は、不登校・少年犯罪・学級崩壊と大きな混乱の中にあります。
これは、子どもの意思を尊重するという考え方を、間違った方向に捉えたことに原因があるのではないでしょうか。教育は、学校や家庭に任せるだけでなく、私たち自身も地域の先生となり、子どもたちと本気で向き合っていくんだという想いが大切であると感じています。そして、子どもたちに地域や社会の活動に参加する機会を作ることで、地域、まちなどに関心と責任をもつ市民意識や感謝の心を育て、規律、礼儀を守ることの大切さを伝えていくことが大事であると考えます。
私たちがひかみのまちづくりを考える時に、生活の基盤である地域に活力があるというのは、大変重要な問題ではないでしょうか。しかし、現在の厳しい経済状況の中で、ひかみにおいても工業団地には空き地が目立ち、商業においては商店街の衰退、農林業においては就労人口が減少するなどまちの活力が低下してきております。今こそJCとしてまちの元気を取り戻すんだという想いで行動しましょう。そして、私たちJCメンバーが青年企業家として培った経営的感覚を生かし、また、ひかみの素晴しい環境を生かした中での産業の活性化を考えることが大切であると思います。これからの地域主権の時代に向けて、ひかみならではの良さをまちづくりに取り入れた産業活性化を推進します。
最後にこれから事業を行っていく中で私たちはいろいろな壁に当たり、悩みを抱え、苦しみながら悪戦苦闘するでしょう。しかし、私たちは一人で事業を行っているのではありません。失敗を恐れず前に向かって進みましょう、そしてメンバー一人ひとりが互いに協力し合い、事業の成功を目指し、精一杯の努力をしようという想いが大きな力を生むのです。そして事業を成し遂げたときには、言いようのない感動や、かけがえのない友情、感謝の心を感じることが出来るのです。

〜 熱い想いで、全員一丸となって行動しましょう 〜


<基本方針>
一、会員拡大の絶対推進
一、失敗を恐れず、熱い想いをもって行動します
一、全員一丸となった行動をめざします
一、地域に対してJC運動を発信します

<事業計画>
1. 青少年育成事業
2. 地域産業活性化の為のまちづくり事業
3.各種委員会との連携及び支援
4.会員拡大の実践
5.理事長の諮問に関する答申業務